2009年4月19日日曜日

ジム・ロジャーズ

2003年、ジム・ロジャーズが日本株の上昇を予測した時のコメント。

日本経済が転落への隘路にあるなら、一体なぜ日本株の購入に興味があるのか? それは「経済が底を脱した」という古典的な兆候を見せているからである。少なくとも短期間は(回復期にあるだろう)。数十年ではないが、数年は続くという意味だ。

古典的な兆候の例として過剰な悲観論がある。日本の自殺率は最高水準にあり(2002年の厚生労働省人口動態統計によると人口10万人に対して23・3人)、出生率は最低水準だ(同調査で合計特殊出生率は人口1000人対1・32人)。日本の学生の世論調査によると、若者が最も好む就職先は公務員である。すべてが日本の大衆に、ほとんど自信がないことを教えてくれる。そしてそれは、現在の景気混乱が最終局面にあると確信させてくれる。

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