2009年4月24日金曜日

ニチリン


気に入っている銘柄。
車のホースのゴムを製造している会社で、バイクでは圧倒的なシェアを誇る。
人気がないためか十分過ぎるほど下落してしまった。
自動車業界の株が値上がりする中、微動だにせず。

実PBR:0.17倍
倒産するんじゃないかと思われてるほどの株価だ。
人気がなく、売買の出来高もとても低い。(単元未満で買えないときがよくある)
配当が低いのも原因の一つだろう。
この株価の値段で配当3%だと配当狙いの投資家も見向きもしない。
(過去の配当を見てみると当期利益からの割合で配分しているように思う。今回の危機で利益が急激に落ちたため、他の自動車企業よりも配当を落としてきた。)

しかしバランスシートはしっかりしている。


正直、小型株の時代は終わったばかりなので、すぐに値上がりするなんて思っていない。
ただ、着実に成長している企業であり、内部留保も上がっている。
借金が少ないのも良い。
自動車業界もまだまだイベントはたくさんある。
電気自動車ブームが起きてもニチリンのホースは使われ続けるだろう。
これから多少下がっても忍耐強く持てる人のみ買える銘柄だと考えている。

株価の分岐点



貸借倍率 0.3倍
大量の信用売りは負けてしまうかもしれない。
注目しておこうと思う。

2009年4月23日木曜日

USENのダイエット。冬はまだまだ続く。

平成21年8月期第2四半期の短期決算を元に分析してみた。



とにかく「その他」項目で動く金額が大きくて困る。何か隠してるとしか見えないからだ。
固定長期適合率が少しマシになったが以前厳しい。
固定比率が減少していることと、借金を少し返せたのがせめてもの救い。
いずれにしてもボロボロ。。。のれんが増えたのが散々投資したのが失敗に終わり、安値で売りさばいたGYAO、ショウタイムだろう。
のれんは、投資しても失敗して安値で売りさばいても増えるもんなのだ。
PBRは0.4だが、のれんを除くと0.6~0.7ぐらいだろう。
将来、業績が良くなったときを想定して30億円で計算してみたが、
7.51は高い気がする。
30億も達成できるのか個人的には疑問視している。
現在、有線事業のみ黒字で、ISP、派遣、動画サイトは赤字状態だ。

YahooとGyaoの提携で生まれた値上がりをメモしておく。
パーティはドワンゴのニコニコ盛り上がりとは比べ物にならないほどあっけなく終わった。
ネット動画が儲からないことを市場は認識済みなのかもしれない。

※YahooとUsenのGYAO資本提携発表時


※ドワンゴのニコニコパーティ






分析やニュースからも分かるとおり、USENはまさに生死を分けるダイエット中。
先行投資(買収やGYAO)が仇になってしまったのだ。

当時、GYAOは革命的だった。
ユーザが無料で著作権保護対象の動画が見れるのだ。
見たい時に見たい場所で。
まさかWeb2.0的な投稿型動画サイトが台頭してくるとは思わなかった。
過去にも投稿型動画サイトはあったが、それらは著作権違法で閉鎖されてたからだ。

ネット動画のビジョンとしては正しいと思う。
「製作者が対価を受け取れるサイトを目指す。」
製作者が簡単に登録できるようになれば、品質の良い動画が集まり、そしてユーザが集まってくるだろう。

個人的に宇野さんファンなのでがんばってほしい。
正直、ひどいバランスシートだが、時間をかければ回復できると思う。
借入金、のれんの減少はそのまま成長につながる。
ただ、当面はまだ「買い」じゃないだろうと思う。

2009年4月21日火曜日

中国GDP

中国のGDP予測

2009年4月19日日曜日

ジム・ロジャーズ

2003年、ジム・ロジャーズが日本株の上昇を予測した時のコメント。

日本経済が転落への隘路にあるなら、一体なぜ日本株の購入に興味があるのか? それは「経済が底を脱した」という古典的な兆候を見せているからである。少なくとも短期間は(回復期にあるだろう)。数十年ではないが、数年は続くという意味だ。

古典的な兆候の例として過剰な悲観論がある。日本の自殺率は最高水準にあり(2002年の厚生労働省人口動態統計によると人口10万人に対して23・3人)、出生率は最低水準だ(同調査で合計特殊出生率は人口1000人対1・32人)。日本の学生の世論調査によると、若者が最も好む就職先は公務員である。すべてが日本の大衆に、ほとんど自信がないことを教えてくれる。そしてそれは、現在の景気混乱が最終局面にあると確信させてくれる。

2009年4月13日月曜日

中国の見通し



中国も世界で一番最初に回復すると考えていても、なかなか厳しいはずだ。

中国の輸出



中国もまだまだ厳しいはずだし、厳しくなっていくはず。
確かに見通しは一番良いが。

2009年4月7日火曜日

USENとyahooのGyaoの共同運営



USEN。2003年にGyaoにより急浮上。IT企業としてグロース株に躍り出た。
そのグロース株は3620円を最後に投資と買収した企業の赤字によりメッタメタ。
2006年からは落ちていく一方だった。
300円ぐらいの時から目をつけて、少しずつ購入していた。
ポイントは、
・本業は安定していること。
・借金(&減価償却)を減らすだけで成長とみなすことができること。
(仮に利息を減らすだけで当期利益が3倍になる。)
↑宇野社長もIR資料で「ネット有利子負債を削減する」と明言していた。

しかし世間はまだまだ許さず。。
インテリジェンスの完全子会社化と優先株発行でとうとう70円まで落ちてしまっていた。

「5年持つ」つもりで少しずつ購入して、今や平均購入価格は125円。
この提携でPTS取引で一気に解消されそうだ。

ただ、動画配信事業で大もうけしている会社を見たことがない。
ドワンゴのニコニコも赤字にならない程度にがんばってる。
youtubeは赤字だらだらで運営している印象だ。
Gyaoも赤字状態だった。(USEN全体として考えると小さな赤字だが。)
ポータルサイトとして日本最強のyahooとの共同運営は最高の伴侶を迎えただろう。
「著作権を守る」という意味でも方向性が似ている。
株価は急上昇しそうだ。
ただ、動画サイトはyahoo自信も保持しており、売り上げへの貢献はない。
くっついただけで「売り上げにつながる?」というワケにはならないと思う。
一時的には爆上げするかもしれない。
ニコニコ大ブレイク時のドワンゴの株価推移は大変参考になりそうだ。
動画サイトでの大成功は夢で終わるのだろうか。

中国のGDP

今年の中国のGDP予測は、機関によって様々であるが、代替6~8%。
ドイツ、ロシアが撃墜しているにも関わらず中国は、目標のGDP近くまでは達成できそうだ。
輸出率15%程度で外貨準備も豊富なブラジルも2008四半期は-3.5%だった。
公的資金50長円の投資はGDPの1.6%程度だ。
なぜ、中国だけが、こんなに高成長できるのだろうか?


アジアでは、韓国とシンガポールをちょっと知ってるぐらいだ。。
土地バブルも多少あったので、不景気は長引くだろうと思っていた。
本記事を見ると内需主導とあるが個人的な見解と全く異なる。
先進国と違って、新興国は規模が小さいので、中国の成長の恩恵は大きく受けるのだろうと考えている。
上記の記事は本当なのだろうか。。
気になったのでメモしておいた。

アジアも驀進



正直、韓国と実情をちょっと知ってるだけで他の国は知らない。
シンガポール、韓国は土地バブル感が強かった。

中国PMI



中国にもPMIがあるとわかったので、メモ。
他国と比べると随分と強きな姿勢が感じられる。
中国人しか投資できない中国市場。また暴走するのだろうか。。
前ほど上がるとはとても思えないが、ある程度までは上がっていくだろう。
今度は何が原因でスコーンと落ちてしまうのかしっかりと見定めておきたい。

ロシアの資源戦略か?



プーチン政権は長い。大統領を降りた今もなおプーチン政権だ。
ロシアは資源を中心とした戦略を実行しているのはよくわかる。
パイプラインをロシア経由にしたくて仕方がないんだろう。
ウクライナ、EUはもちろん絶対に嫌なハズである。