2009年1月18日日曜日

中国

ビル・モルモット(エコノミスト・ロンドン」の元編集長
 中国については、私は短期のデフレの後にハイパーインフレに転じるリスクを心配している。
歴史を振り返ると、過去いくつかの国がそうした経路をたどった。
デフレも深刻化すれば、通貨への信頼が崩れるからだ。
20年代のドイツはその極端な例だった。
 デフレ退治には、とにかくマネーをつぎ込むしかない。
米国や欧州そして中国は、幸運だった。日本という反面教師がいたからだ。
先のデフレにおいて、日本銀行は量的緩和の実施までに時間をかけ過ぎたし、早く辞めすぎた。

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