2009年5月5日火曜日

ニチリンが驚くほど下がる理由を探る。そして将来性

っと言っても大した調査は行っていない。



【下がる理由】はこれしか思いつかない。
四季報の業績予想で売上高しか記載しておらず、残りは全部「0」。。。
投資家が混乱しているのだろうと思う。

【将来性とリスク】
「資源の高騰によるリスク」
自動車ホースはタイヤと異なり、それほど、弾性や粘着性、耐熱性を問われる部品ではないので、合成ゴムが使われる。
合成ゴムは石油化学により精製されるので、価格が原油と連動する。
原油の大暴騰が発生しない限り、経済が混乱し企業の業績が落ち込むことはない。
今年、原油が高騰するということはないと思う。
コモディティは株価に遅れて現れてくる傾向があるからだ。

「企業衰退のリスク」
国内のバイクでは独占と言えるほどのシェア。ライバル社がいない。
海外でも拠点を持ち、北米、中国、ヨーロッパでも活動を行っている。
これから国内、北米、ヨーロッパも自動車販売台数が回復してくるだろう。
中国は、販売数も伸びておりこれからも伸びるだろう。

「将来のハイブリッド車、電気自動車にブレーキホースが使用されないのか?」
調べても出てこない。
調べても見つからないものは「継続している」と判断している。
自動車の動力の部分にパラダイムがあり、そのためブレーキホースが使われなくなるなんて考えられない。
止める原理はそのままだと思う。




確かに企業の成長性は低いが、成長が織り込まれてる株を買うぐらいなら、倒産寸前レベルまで悲観されている企業の株の方がお得だと思う。
ニチリンは隠れた1流企業だと考えている。

個人的には長期的に観察していきたい銘柄。

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